研ぎ依頼 参考画像2

最近研いだ刃物を載せていきます。

研ぎ依頼の参考になればと思います。

本焼きの江戸裂き包丁の研ぎ

新品の状態がかなり強くバフをかけてあり鎬筋が丸まっているのと、所有者の研ぎ癖がついていたので深めに研ぎ抜いて角を立たせました。

仕上げは出来る限りの鏡面仕上げを施してあります。

出刃包丁①の研ぎ

鈍角に研ぎすぎているのと、切先の反りがなくなっている変形した包丁の直し。

かなり大幅に削って鎬を作り直しています。

出刃包丁①の研ぎ

刃肉を削いで厚みを適正にしてあります。

柄と水牛桂を磨きをかけています。

上記の出刃包丁①の裏押し

大幅に形を変えたが裏スキの仕事が丁寧だったので綺麗に裏が押せました。

 

Misonoの骨スキの研ぎ

切り刃の角度と刃線の歪みを直してあります。

 

出刃包丁②の研ぎ

深い錆は残ってしまいましたが表面の錆は除去しました。

銘が消えても構わなければ深く浸食した錆の除去も承っております。

柳刃包丁①の研ぎ

切先が細くなっているが、刃渡りを短くしたくないとの希望でしたので直さずに研いであります。

尚台正𠮷の柳刃包丁②の研ぎ

鎬筋、刃境共に綺麗に出ました。

柳刃包丁③の研ぎ

刃金を曇らせる研ぎを施しました。

研ぎ自体は一般的な刃付けになります。

 

本焼きの柳刃包丁の研ぎ

鏡面仕上げを施しました。

鎬筋の角が丸まっていると鏡面仕上げはとても見栄えが悪くなりますので注意して研いであります。

 

菜切り包丁の研ぎ

刃境がとても綺麗に出ています。

 

團十郎の裁ち鋏の研ぎ

文化女子大学、文化服装学院で使われている裁ち鋏

錆を落として、刃を研ぎ、全体の調整をしてあります。

剪定鋏の研ぎ

錆が深く侵食していました。

切り刃、受け刃共に研いで仕上げてあります。


モーラナイフの研ぎ

鏡面仕上げを施してあります。

鰹節削り器の刃の研ぎ(鉋刃の研ぎ)

刃境に錆が浮いていましたが研ぐ事によって除去できました。

 

カキ氷機(初雪)の刃研ぎ

少し鈍角にして水分を多くして満足感を、鋭角にしてふわふわで柔らかく等、色々なご要望を頂いております。

切出しナイフ①の研ぎ(切出し小刀)

顎付近が丸くなりすぎてるので残したまま仕上げました。

錆も綺麗に除去できています。

切出しナイフ②の研ぎ(切出し小刀)

①よりも仕上げ砥石の番手を上げて、刃金を光らせています。

フルーツカッティングの大会用に刃肉を削いで、切先を切出しナイフのように加工してあります。

切り付け包丁のような切先にすると耐久性が弱くなり過ぎるのでお客様と相談しながら決めた形です。

※写真の包丁は上仕上げを施しているものがほとんどですので通常料金の並仕上げとは見た目が異なります。

刃物の形、厚み、見た目を変えたい等のご要望があれば出来る範囲で対応しておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。

 

研ぎ陣 谷中銀座

研ぎ師 福本 祐貴

Japanese kitchen knife shop ‘Togijin’

sharpener Yuki Fukumoto

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