簡易研ぎ器

外国人の方に包丁はとても人気があり、包丁を購入して頂けます。

販売した後の包丁はどうなっているのでしょうか?

砥石がなければ長く持って2年後には薄い鉄板のようになって、全く切れない状態になっています。

各家庭にある研ぎ棒や簡易研ぎ器も試してみても日本の包丁は外国の包丁と比べて硬度がとても硬いのでまともに研ぐことが出来ません。

日本で砥石を買っていったお客様もほとんどの方は使いこなせず包丁が変な形になったり、刃が鈍角になって切れなくなってしまいます。

海外では歪な形になった包丁を直してくれる研ぎ屋さんはいません。

 

私は外国人のお客様には簡易研ぎ器をお勧めしています。

簡易研ぎ器のなかでも品質の高いものを販売すれば、形がすぐに変わってしまうことも刃がすぐに鈍角になる事も、平に傷が入る事もなく、そして何より切れ味が戻ります。

簡易研ぎ器は全然切れ味が戻らないとおっしゃる方がいますが、品質の悪い研ぎ器を使っているか、使い方を間違えていると思います。

色々な包丁で試していますが切れ味はかなり良くなります。

私がお勧めしているのは

スエヒロ トリプルシャープナープロ

水研ぎ対応

砥石部分にサスペンションが付いていて均等の力加減で研げる

従来の簡易研ぎ器は引き方向だけで研ぎますが、この商品は押し引き共に対応

砥石自体が回転しながら研げるのでとてもスムーズに包丁が動かせます

両刃、片刃共に対応

価格もそれなりにしますが、下手な研ぎ屋さんに出すより余程優秀な研ぎ器です。

 

私は高価な包丁を外国人に売りっぱなしにするのは日本の包丁の価値を下げる事だと考えています。

日本の包丁は消耗品ではありますが、使い捨てにはしないで頂きたいものです。

 

研ぎ陣 谷中銀座

研ぎ師 福本

Japanese knife shop

TOGIJIN

 

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